事業概要

おいたワークショップランチャーズとは

地域商業やまちづくりの分野で活動する方を対象とした、対話の場づくりを学ぶスクールです。

世代や立場、価値観のギャップを乗り越え、地域や組織がさらに力を発揮する手がかりとして、「ワークショップ」の技を学びます。今年は、別府の地で2日間の合宿研修を敢行!ワークショップまみれの2日間をその身で体験しながら、普段参加者では知ることのできない細かな工夫や企画のウラ側まで立ち入ります。ぜひ楽しみながら、学んでください。

大分県内各地で活動するプレイヤーが集う学びの場です。対象は、地域商業やまちづくりの分野で活動している20〜40代のプレイヤーのみなさま。企業や団体、自治体に所属している方からフリーランスや学生まで、立場は問いません。学ぶのは、それぞれの現場で世代や立場、価値観のギャップを乗り越える方法。地域で協働していくための「対話の場=ワークショップ」の作り方です。

事業名にあるランチャー(launcher)とは、英語で「打ち出す人」「立ち上げるもの」という意味です。ワークショップの企画および運営方法を学び、地域を巻き込みながら活動の幅を広げる人を輩出したいという願いを込めています。

「体験と企画」の2パート

スクールプログラムは「体験と企画」の2パートがあり、全5回の連続講座となっています。
また、実際に企画したワークショップを実施する発表会を最後(11月29日)に設けています。

ワークショップダンジョン

別府を舞台に2日間の滞在型ワークショップを体験しながら、その工夫やウラ側を学ぶ体験型講座です。仲間と共に過ごす2日間で、大小さまざまなワークから、場づくりやファシリテーションのエッセンスを見つけだします。

<体験パートの日程>
・09/13(土)13:00~21:00 @SEKIYA.so
・09/14(日)09:00~19:00 @SEKIYA.so

ワークショップスタジオ

「ワークショップダンジョン」で手に入れた宝(ワークショップのエッセンス)を手がかりに、対話と連携のよりよい姿を探りながら、仲間と一緒にワークショップを企画します。

<企画パートの日程>
・10/04(土)11:00~16:00 @月と海のリゾート
・10/24(金)19:00~21:00 @アライアンスタワーZ
・11/14(金)19:00~21:00 @アソビLAB

ランチャーズ講師の紹介

おおいたワークショップランチャーズの講座を受け持つ講師を紹介します。

hara Izumi原 泉

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]

プログラムを通じて参加|担任講師

シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]職員。福岡県出身。美術大学卒業後、「人がアート作品をみるってどういうことだろう」と気になり続け、大学院で脳神経科学の研究をしたりする。2018年より山口情報芸術センター[YCAM]で教育普及を担当。2023年より国立アートリサーチセンター研究員。2025年より現職。共著書に『これからどう進む?対話型鑑賞のこれまでとこれから アート・コミュニケーションの可能性』(淡交社、2023年)がある。

ニーナ・ニーノnina nino

ワークショップユニット

合宿一日目(9/13)|講師

デザイナー・山下麻里(さばこ)と、プランナー・坂口麻衣子(まぃまぃ)によるワークショップユニット。九州大学子どもプロジェクトをきっかけに出逢い、2012年福岡市西区に「生の松原子どもスコーレ」を立ち上げる(現在は那珂川市へ移転)。絵本や物語をテーマとした創作活動を中心に、子どもたちと愉快に、時に豪快に、時に繊細に過ごしながら、「遊び」と「学び」について提案している。画家や音楽家など様々なクリエイターとのコラボレーションにも挑戦している。

山下麻里(やました・まり)
1980 年生まれ。九州大学芸術工学府デザインストラテジー専攻修了。大学院在学中の2009 年、デザイナーとして参加した「ユニバーサルデザイン教育を通じた社会貢献活動プログラム [こどもたちのUD移動ミュージアム]」がグッドデザイン賞とキッズデザイン賞を受賞。グラフィックデザイン・空間デザイン・ワークショップデザイン等を行い、出版社アリエスブックスでは子どもの本を中心とした書籍の編集・装丁を担う。

坂口麻衣子(さかぐちまいこ)
福岡出身福岡育ち。大学は芸術工学部。 大学在学中に「子どもプロジェクト」に関わるようになり、子ども、絵本、物語というキーワードを獲得。絵本や本への興味が増したのはこのころから。 卒業後イベント企画制作会社を経て、その後は地域コミュニティが生まれる場づくりに関わる仕事をするようになり2018年に同志3人で株式会社ホーホゥ設立。 また、2011年から、ワークショップユニットnina ninoとして子どもたちとワークショップを展開。創作活動を通して子どもの居場所となる時間や空間づくりを行っている。いよいよ自分にも昨年末に子どもが生まれ、子どもを間近で観察する日々。

Nagatsu Yuichiro長津 結一郎

九州大学大学院芸術工学研究院 准教授

合宿二日目(9/14)|講師

幼少期にピアノを始める。2004年ごろより関東で複数のインディーズバンドのサポートや、ライブハウスでの音楽サークルの指導、アートプロジェクトにおける即興的音楽活動などに取り組む。2016年より福岡在住。現在は九州大学大学院芸術工学研究院の教員として、アーツ・マネジメント、文化政策学を専門とし、障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した研究を行なっているほか、音楽実技やワークショップに関する教育、演劇・ダンス分野のマネジメントやプロデュースにも関わる。

連続講座のスケジュール

オリエンテーション(受講案内と交流会)
日時:08 月 22⽇(金)19:00〜21:00  / 会場:KATETE(大分県大分市萩原2丁目1-23)

体験パート 「ワークショップダンジョン in BEPPU」
講座1-1|日時: 09 月 13 ⽇(土)13:00〜19:00  / 会場:SEKIYA.so(別府市北浜3丁目11-11)
講座1-2|日時: 09月 14 ⽇(日)09:00〜19:00  / 会場:SEKIYA.so(別府市北浜3丁目11-11)

企画パート
講座2-1|日時: 10 月 04 ⽇(土)11:00〜16:00  / 会場:月と海のリゾート コテージ上浦(佐伯市上浦大字津井浦)
講座2-2|日時: 10月 24 ⽇(金)19:00〜21:00  / 会場:アライアンスタワーZ(別府市田の湯町3-7)
講座2-3|日時: 11 月 14 ⽇(金)19:00〜21:00  / 会場:アソビLAB(別府市野口元町4-29)

発表会
日時:11月 29⽇(土)時間未定 / 会場:別府市コミュニティーセンター(別府市北浜3丁目11-11)

受講生の声

2024年度に開催した「まちづくり実践者育成事業」のおおいたワークショップランチャーズの受講生と、その前身事業である「まちづくりNEXTチャレンジャー育成事業」の旅する学校おおいた(2021)・問いを立てる学校おおいた(2022)・漕ぎ出す学校おおいた(2023)を受講された方々にお話を伺いました。

受講者の声ページは 【こちら】 から

受講生募集

こんな方におすすめの講座です。

  • 学びながら他地域のプレイヤーとつながりたい方
  • 地域との関わり方で悩みがある方
  • これから地域との関わりを持つ予定の方
  • ワークショップの企画運営を学びたい方

講座:全5講座
定員:20名
料金:10,000円(交通費・食費・宿泊費は別途)
募集締切:8月17日(日)まで

受講申込フォームはこちら

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