OITA WORKSHOP LAUNCHERS 2025
大分県内各地で活動するプレイヤーが集い対話の場づくりを学ぶスクールです。
対象は、地域商業やまちづくりの分野で活動している20〜40代のプレイヤーのみなさま。企業や団体、自治体に所属している方からフリーランスや学生まで、立場は問いません。学ぶのは、それぞれの現場で世代や立場、価値観のギャップを乗り越える方法。地域で協働していくための「対話の場=ワークショップ」の作り方です。
今年は「ワークショップダンジョン in BEPPU」と題して、別府の地で2日間の合宿研修を敢行!ワークショップまみれの2日間をその身で体験しながら、普段参加者では知ることのできない細かな工夫や企画のウラ側まで立ち入ります。
事業名にあるランチャー(launcher)とは、英語で「打ち出す人」「立ち上げるもの」という意味です。ワークショップの企画および運営方法を学び、地域を巻き込みながら活動の幅を広げる人を輩出したいという願いを込めています。
スクールプログラムは「体験と企画」の2パートがあり、全5回の連続講座となっています。また、実際に企画したワークショップを実施する発表会を最後に設けています。
別府を舞台に2日間の滞在型ワークショップを体験しながら、その工夫やウラ側を学ぶ体験型講座です。仲間と共に過ごす2日間で、大小さまざまなワークから、場づくりやファシリテーションのエッセンスを見つけだしてください。
「ワークショップダンジョン」で手に入れた宝(ワークショップのエッセンス)を手がかりに、対話と連携のよりよい姿を探りながら、仲間と一緒にワークショップを企画します。
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]
福岡県出身。美術大学卒業後、「人がアート作品をみるってどういうことだろう」と気になり続け、大学院で脳神経科学の研究をしたりする。
ワークショップユニット
さばこ と まぃまぃ によるワークショップユニット。絵本や物語をテーマとした創作活動を中心に、子どもたちと愉快に、時に豪快に、時に繊細に過ごしながら、「遊び」と「学び」について提案している。
九州大学大学院芸術工学研究院 准教授
九州大学大学院芸術工学研究院の教員として、アーツ・マネジメント、文化政策学を専門とし、障害のある人などの多様な背景を持つ人々の表現活動に着目した研究を行なっている
観光とまちづくりに悩んでいた時期に講座を受講。訪れた地域でキーマンたちが拠点を立ち上げ運営している姿に刺激を受け、自分も地元で拠点を持つことを決意し、講座で出会った仲間と観光会社を共同設立。「この人とならできる」という信頼できる仲間の存在が背中を押した。
スクールでの多様な出会いや学びを通じて、考え方に変化が生まれ、視野が広がった。講師の運営する拠点を訪れたことをきっかけに大きな刺激を受け、そこで得た実践的な知見や価値観をヒントに、これまでになかった新たな軸での事業展開に踏み出している。
講座内のグループワークで同期と企画した、地元の地域産業に関するイベント。子どもたちに自分の住んでいる地元を自慢できるように育って欲しいという想いがあり、実際の開催を目指して予算確保に向けて動いている。一緒に企画したメンバーと共に実現させたいと考えている。
スクール卒業後、同期の受講生や地域の仲間と共に、地元の拠点施設の管理運営に携わる。講座内で「活動の先に観たい景色」についてイメージした際の、(人と人とが交わる)交差点を作りたいと描いた絵が、まさに自分の目の前に広がっている。